Internet Explorer 9 (IE9) の ベータ版をインストールしてみた。
<従来の環境>
IE8 + Sleipnir 2.94 (Windows Vista SP2) → 描写速度の測定結果 5898.6ms
IE8 + Sleipnir 2.94 (Windows XP SP3) → 描写速度の測定結果 8728.0ms
<IE9インストール後>
IE9 Beta (Windows Vista SP2) → 描写速度の測定結果 532.4ms
はえーよ!描写のにかかる時間が、当社比91%カット!
ホームページ見る時に、「ページ開くのがなんか遅い!」って思ってる人は、
・自分が利用している回線速度
・相手側サーバーの回線速度
・自分のPCのハードウェア(CPUやメモリーなど)
以外に、ブラウザのエンジンを疑った方がいいのかもしれない。。
うちの環境では、IE8がボトルネックになってた。
というか、Chrome (Google) や Safari (Apple) に比べて、IE8がいかにダメか再確認。
<参考>
(ソース:Stephen Shankland/CNET)
iPhone 4G (Safari 4.0.5 / iOS 4 / ARM Cortex-A8 1GHz) → 描写速度の測定結果 9889.4ms
iPhone 3GS (Safari 4.0 / iOS 4 / ARM Cortex-A8 600MHz) → 描写速度の測定結果 14039.0ms
Xperia X10 (Androidブラウザ v4 / Android 1.6 / Snapdragon 1GHz) → 描写速度の測定結果 26195.4ms
【IE9 の 基本スペック】
対応OS: Windows 7 / Vista
新機能: HTML5、CSS3 に対応。新JavaScriptエンジン「Chakra」搭載。キャッシュ性能向上。
レンダリングにGPUハードウェアアクセラレーションを利用。
※なお、今回の動作速度の評価に使用したSunspiderは、
JavaScriptの使用(画面描画、暗号化、テキスト操作など)を測定するもので、
アプリケーション自体の実行速度を測定するものではない。
・・・ちなみに今回、そもそもIE9ベータ版をインストールするに至った動機は、
Awesome Drop という Andorid のアプリをインストールする際に、
HTML5対応のブラウザでないと動作しないから、IE9が必要だったから。
ベータが取れて、正式リリースされる日を待ってます。