Japan: Work or Life
Holland: Work and Life

【動画の感想】(先に動画を観てね!)

正社員の既得権益の側の人としては脅威ではあるが、その一方で、ちょっと羨ましくも感じるなぁ。

我が国の大企業の正社員で、子供を幼稚園に迎えに行って「今日なにあったの?」なんて時間を過ごせる親は、
僅少ではないかな。むしろ、クラスに数人は両親フルタイム共働きの「鍵っ子」がいるくらい。

一方で、ミクロレベルでの個々人の幸福感の最大化を追求すると、
マクロ的な視点から観測した時に、GDPが縮小均衡するような「経済の誤謬」が生じたりしないのかなという疑問も。

本動画の中では、
「総労働時間を減らしてもその分、仕事効率が向上する」という説明と、
「(金融危機の中でも)失業率2%程度を維持していた」という言及があったのを考慮すると、

労働時間(↓) x 時間当たり労働効率(↑) x 労働人口(↑ i.e. 失業率2%) =  総労働量(一定?)

が成立してるのかな?

ざっくり、ワークシェアリング導入前の「オランダの失業率」と「労働人口」、「GDP(ただし特殊要因考慮)」の推移を、
取ってみれば、本当にワークしてるかわかったりするのかな?

あと、セーフティーネットの維持コスト(派遣を含め、失業時に収入の70%を最長3年保証、企業が転職先を見つける義務)
は、どのくらいかかるのだろうか。そもそものオランダの税収の構造も知りたいなぁ。時間が出きたらちょっと調べてみたい。

日々の仕事に疲弊してしまうと、自分のことで精一杯になり、他人に興味を持つことも、優しく接する余裕もなくなる。
また無償の課外活動をする余裕もないんじゃないかな。
自分的には、ニコ動にオモシロ動画あっぷするのも、2chにスレ立てるにも、非営利目的でブログをつらつら書くのも、
SourceForgeで有用なフリーウェアを公開するのも、現代的な日本人の、文化的な表現活動の一環で、
社会に対してなにか文化的な深みのような、付加価値を提供しているんではないかな?、と思ってる。
例えば、Wikipediaとかに関しては、みんな有用で付加価値あるっていうのにagreeし易いんではないかな。

By admin

One thought on “Work and Life in Holland”
  1. おもろいね。オランダってロイヤル・ダッチ・シェルもあるし、結構資源収入もあって、豊かな国なのかな。
    うちの会社にもオランダ人多いよ。
    時間があればそこそこお金も使うようになるのかな。
    俺も仕事ばかりしてるし。。。
    カナダもみんなあまり働いてないのに、みんな裕福だったよ(汗

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