いつも悩んでいたこと。
それは職業欄にはなんて書けばいいか、ということです。

よくアンケートや会員登録の際に「職業欄」を記入しますが、職業分類上は何になるのでしょうか?
(選択肢:企業経営者、自営業、管理職、技術職、事務職、販売職、サービス職、専門職、教育職、主婦、学生。)

証券や資産運用会社(外資系)でファンマネ/アナリストをしている場合、
雇用契約上は年俸制(残業代なし)で「管理職」扱いですが、管理する部下は一人もいません。
営業は行わないので「販売職」ではないです。高度な金融や会計の知識を必要とする専門性の高い職業ですが、独占的な資格がある訳ではないので「専門職」を名乗るにはためらいがあります。経理・総務・法務や業務部門ではないので、「事務職」というのも、しっくりきません。「技術職」を名乗るのも語弊があるような気がします。

そこで調べた所・・・

日本標準職業分類(平成9年12月改訂)
>私がひとつのExcelにまとめたものがここにあります

【大分類A】専門的・技術的職業従事者
 A209(他に分類されない専門的職業従事者)
に、証券アナリスト/企業アナリストが例示されていました。
機関投資家とかファンドマネージャーという職種は特にないようなので、
以後は、専門職と書くことに決めました。

同じ会社内でも、職業分類でいうと、
 セールスは・・・【大分類D】販売従事者
 D333(有価証券売買仲立人)、
 D339(その他の販売類似職業従事者)、

 マーケティングは・・・【大分類C】事務従事者
 C252(企画事務員)
 C281(営業・販売事務員)

 法務・コンプライアンスは・・・【大分類A】専門的・技術的職業従事者
 A131(裁判官、検察官、弁護士)
 A139(その他の法務従事者)

 マネージャーは・・・【大分類B】管理的職業従事者
 B231(会社管理職員)

とかになるのだと思います。
何職に相当するのか、これは意外と深い定義があるものなのですね。

・・・ちなみに私のお気に入りは、【大分類E】サービス職業従事者
 E339(他に分類されないサービス職業従事者)
赤帽;易者;手相鑑定家;観相家;占い師;祈とう師;置屋主人;待合業主;便利屋;ポーター;美術モデル;公衆電話管理人;介添役(結婚式場);内職周旋人;競馬予想屋;堂守;興行師;トリマー(犬・猫の美容師);結婚式場司会者;手回品運搬人;みこ(巫女);靴磨き;露店靴磨き;寝具乾燥消毒人;貸席支配人;旅館客引き;エレベーターガール;エレベーターボーイ;デパート売場案内人;墓地管理人;墓守;霊園管理者;ヘッドハンター;ペットシッター;狂犬病予防技術員;コインロッカー管理人;コインランドリー管理人

アナリストと競馬予想屋との違いは、大分類AとEの差なのですね!
国によれば。

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