中波AM・25~1300MHz広帯域無指向性ディスコーンアンテナを設置して一年、
うちから拾える色んな電波を拾ってきたけれど、ここにきて、もう少し感度を上げたいという欲が出てきた。
目標としては、
・東京国際空港(羽田、19km方位149度) の ATIS (128.8MHz) ・・・現在感度 6 → 8以上へ
・米陸軍ハーディ・バラックス・ヘリポート(六本木、6km方位132度) の ATIS (141.1MHz)・・・現在感度 5 → 7以上へ
航空無線ばかり聞いているわけではないが、24時間放送しているATISの方が受信テストしやすいため。
対応策としては、
(1)アンテナの設置高度を上げる(見通し距離を広げる) 現在の地上高7.3m → 10m+へ
(2)プリアンプにより信号を増幅する
の二通りが考えられるが、両方やることにした。
また追加的に、
(3)家庭用電源のノイズ対策
も簡単に実施する。
(1)「アンテナ設置高度の上昇」
これまでアンテナ本体を屋上のベランダのフェンスに設置していたが、
フェンスの3.2mのアンテナマストを設置し、その上にアンテナ本体を装着することで、3mほどの高度を稼ぐ。
これにより、同軸ケーブルも長いものに換装しなければならないため、フジクラ製5D-2Vの15mを20mにする。
・マスプロ製 耐食性アンテナマスト超防錆メッキ鋼31φ3.2m M320Z(853) 2,980円
・マスプロ製 フェンス用マスト固定金具 BMK32A-P(254) 1,980円
本当は、ルーフタワーとか地上高20mのタワーとか立てたいのだけれど。。。 (ちなみに羽田の管制塔は116m)
さらに、屋上のパラボララアンテナ設置用の住宅用鋼柱管にマストを取り付ければ、さらに+1m地上高を稼げる。
その場合は、鋼柱管までの距離8mも考慮せねばならないので、25m長のケーブルが必要に。
さらに、屋上のパラボララアンテナ設置用の住宅用鋼柱管にマストを取り付ければ、さらに+1m地上高を稼げる。
その場合は、鋼柱管までの距離8mも考慮せねばならないので、25m長のケーブルが必要に。
・マスプロ製 マスト用取付金具 SKPM32 7,000円
・フジクラ製 同軸ケーブル 5D-2V 20m
・フジクラ製 同軸ケーブル 5D-2V 20m
(2)「プリアンプの設置」
0.5~1500MHz帯ワイドバンド受信用プリアンプ DMAX-50 を設置して信号を増幅する。
減衰する信号を増幅するだけなので、ノイズも大きくなるし、受信可能範囲が広がることはないが、
微弱電波を聞くことができるようになる。本来はアンテナ本体に近い場所に設置すべきだが、
手元操作の必要から、受信機の近くに設置する。
・DMAX-50 0.5~1500MHz帯ワイドバンド受信用プリアンプ 14,175円
・SMAP-MP1m 2,000円
(3)「家庭用電源のノイズ対策」
家庭用電源には、インバータ制御機器を中心に、PCや冷蔵庫などからの電磁ノイズが回りこみ、
無線受信機の受信ノイズとなっているおそれがある。無線機やプリアンプ用の安定化電源を設置し、
ノイズを遮断するのがベストであるが、今回はそこまでやらず、ノイズ対策タップで我慢する。タップで8千円て高い。。
・audio-technica トリプルノイズフィルタータップ AT-NF518 7,909円
結果は後ほど・・・。