8月29日に、友人に声をかけてもらい、
「富士総合火力演習(そうかえん)」に行くことになった!

総火演といえば、カメラ必須。
それもコンパクトデジカメ(コンデジ)なんか持って行った日には、
意気込みの程度が周囲に知れて、とても恥ずかしくて写真撮影なんぞできない!

ということで前日に、デジタル一眼を購入する決断をした。

【国内デジタル一眼市場~そしてミラーレスへ】
国産では、キヤノン、ニコン、ソニー、パナソニック、オリンパス、ペンタックスから
デジタル一眼レフが発売されている。

デジタル一眼レフではあっても、大きなカメラを持ち運ぶのは苦痛なので、
コンデジ並みの小型化(コストダウン化)に成功している、ミラーレス製品に絞ることにした。
現時点で、ミラーレス化デジタル一眼は、ソニー、パナソニック、オリンパスの三社のみ。

この中でも、先日ソニーの友人が持っていてうらやましかった、ソニーのNEX-5/Sを購入することにした。

余談だが、この「ミラーレス」の登場により、既に普及率が高原状態に達し成熟してしまったコンデジ市場がぶっ壊され、より高価格・高付加価値の「デジタル一眼」の普及ステージ(クリティカルマス突破)まで持ち上げて行くカタリスト、と見る向きもある。

詳しくは、みずほ証券の精密機械アナリスト陣により2010年6月30日に出されている、
『「新世代一眼」登場で変わるデジカメ業界~「再成長期に突入するデジタル一眼、終わりの始まりを迎えるコンパクトデジタルカメラ」~』という計22ページに及ぶ気合いのレポートをご参照戴きたい。

【NEX-3か、NEX-5か?】
私のようなカメラに詳しくない一眼入門ユーザに取っては、NEXシリーズの、
魅力的なデザイン、手ごろな価格帯と、優秀なオートセッティングが魅力的にうつった。

NEX-3シリーズとNEX-5は、値段が1.5万円ほど異なる。何が違うかというと、
・NEX-3は機体がプラスチック、NEX-5は機体が金属。
・NEX-3はフルハイビジョン動画撮影できない、NEX-5はできる。
・NEX-3はグリップが低い、NEX-5はグリップが高く握りやすい。
といったところ。
フルハイビジョン動画撮影は不要だったが、機体の高級感と、
なによりも片手で握った時のグリップ感がNEX-5の方が圧倒的によく、
むしろNEX-3は片手で撮影したら落としそうな不安感があったことから、NEX-5に決した。

【NEX-5のレンズはどれにする?】
NEX-5の交換レンズは、NEXシリーズのために開発された独自のEマウントという規格で、
現在のところ、
・広角の16mm F2.8 (SEL16F28) と、
・広角~中望遠の18-55mm F3.5-5.6 (SEL1855)
 の二種類があるが、おおむね後者のレンズで広角~中望遠はカバーできるので、
後者のみ付属している、NEX-5Kというセットを購入することにした。

なお広角~遠距離望遠用の18-200mm F3.5-6.3 (SEL18200)
も、9月10日に発売予定である。あと二週間早ければ総火演で使用できたのに!
5年間延長保証を付加して購入。

【ソニータイマー搭載】
購入後、いきなり初期不良に当たり、「カメラエラー」という表示でフリーズしたまま動かないため、
お店で新品交換してもらった。ググったところ、本体に何らかの異常がある場合に出る表示の模様。
ソニータイマー発動早すぎ。なお、交換後の機体は期待通りの動作をしており概ね満足。

コンデジの時よりも、写真撮るのが楽しくなったので、ちょっと景色のいいところとかいってみたくなった。

こうして総火演は、消費行動を惹起し、経済波及効果をもたらしたのであった。

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