Lack of growth is not only due to declining population…

この国から起業家精神は失われてしまったのか?
survey.png

組織に所属するか否かは目的・手段の違いとしても、「立身出世」の精神も減衰しているのか。
survey1.png

上のデータだけ見ると直観的には、
この国の成長性の鈍化あるいはマイナス成長の根底にあるのは、人口減少や高齢化社会以上に、
次代を担う若者の「成長志向の欠如」(あるいはリスク許容度の低下)なのではないかと思っちゃう。

(労働総人口の減少↓ 、 成長志向の減衰↓)の負の二重奏が、足元で起きているのかな?と思ってしまう。
成長志向の減衰↓は、結果としてイノベーションに対する意欲の喪失や、労働効率の低下にも繋がっていそう。

・・・だが、果たしてそうなのだろうか?
若者がイケないのではなく、若者の成長志向に、市場全体の成長率がキャップを付しているだけではないか?

この右下がりのカーブから、連想しちゃったのが、「逆イールド」。

若者のリスク許容度低下の原因が・・・
 ・「将来に対する市場全体の期待成長率」が非常に低い(orマイナス)の状態の中で(総論)
 ・「市場において平均的な新入社員」(労働力)である自分の期待成長率も低い(各論)
と演繹的に結論付けているだけだとすれば、
総論部分がプラス転換すれば、一気に若者の成長志向(リスク許容度)もプラスに転換するのではないか?
・・・ただ総論部分をプラスに持って行くのは、それはそれでとても難しそうである。

By admin

One thought on “‘Slave to the firm’ or not”
  1.  めっちゃ安定志向ですね・・・。
     でも、長らく不安定な時代が続いたので、その気持ちも分からなくはないですが。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です