森生さんにお薦めされた、NHKドラマ「チャンス」、
来週8月28日(土)21時より、はっじまるよ~!全6回。
主演は、藤原紀香。
NHK土曜ドラマウォッチャーの僕として、本作品は一見して競馬関係かなーと思ったので、
今回は見るの辞めようと思っていたけれども、森生さんに「主人公は証券会社出身という設定だよ」
といわれたので、見てみることに。・・・録画セット完了デス!
本作品の概要は・・・
「証券会社のキャリアウーマンだった沙矢子(藤原紀香)はサラブレッド・チャンス号と出会うことで絶望のどん底から仲間たちとここまでやってきた。波乱に満ちたチャンスとの日々、そして、日本の金融界の支配を目指す藤本(市川亀治郎)との対決。金融と競馬、全く違う世界を舞台にストーリーは深く交錯しながら展開する。」
と、競馬と金融っぽいストーリーも絡むよう。
確かに外資金融のエライ人で競馬の馬主やってる人って、けっこういるんだよなー。
NHKらしく「経済考証」もきちんとされている模様。
原作者の小林慧さんは、新聞の経済部記者の経歴があって(※但し上司を殴って退社w)、株式市場にも詳しいそう。
そういえば以前、某部長に、
「馬主って初期投資多い割に、リターンが見合わないような気がするけど、事業として成り立つのですか?」
と質問したら、「競馬は農業経営になるから税金安くなるんだよ。フフフ」と、煙に巻かれたが、調べたら嘘だと判明。
・・・単に競馬が好きなだけですね、わかります。平日は日経新聞、土日は競馬新聞。
課税に関しては、国税庁より「個人馬主の競走馬の保有に係る所得の税務上の取扱いについて」という通達等が出ており、
・.登録期間が6月以上の競走馬を5頭以上保有している
・過去3年間の各年において、登録期間6ヶ月以上の競走馬を2頭以上保有し、
かつ、その各年のうちに競走賞金等所得が黒字の年が1年以上ある
・過去3年間に年間5回以上(2歳馬は年間3回以上)出走している競走馬を保有する年が1年以上ある
のいずれかをを満たす場合には、事業取得となる。
満たさない場合は雑所得となり、他の収入と合算され所得税を課されちゃう。
なお競走馬は耐用年数4年で減価償却OK!
・・・誰だ、農業で税金安くなるとかいったのは。普通に副業した方が割がいい気が。
ちなみに馬主であることは、クレジットカードのプラチナカードのような社会的ステータスがあり、
例えば中央競馬の個人馬主の審査基準は、
・年間所得額が2年連続1,800万円以上
・資産額が9,000万円以上
の両者を満たさねばなりません。
今後も、Value at risk など、金融工学を生かしたネーミングセンスに期待しております。
愛馬が無職オーナーの窮地救う/秋華賞 イイハナシダナー