お知り合いのファンドの記事発見。

・・・以下引用。
元みずほ証の夜久氏らヘッジファンド開始、「投資家の裏」かく(Update1)

6月9日(ブルームバーグ):元みずほ証券の株式自己勘定運用部門を率いていた夜久朗氏(48)ら設立のアリシオン・キャピタル・マネジメントは、「日本株マルチ戦略」のヘッジファンド運用を7月に始める。合理性を欠いた投資家行動の裏をかく短期売買の手法も使い、年間収益率10-15%を狙う。本格的ファンド運用は初めてとなる。

夜久最高経営責任者(CEO)によると、当初の運用は株主の丸紅が拠出する20億円で開始。新規資金も募り1年で100億円への拡大を目指す。時価総額上位500位の日本株式や、株式指数先物、オプションなど50-100銘柄に投資する。運用は夜久氏のほか、ともに元みずほ証券の石崎健太郎氏(38)と星野海氏(32)の3人で担当する。

日本株マルチは売り・買い持ちを同時に行うロング・ショートと企業動向を売買機会とするイベントドリブンを組み合わせた戦略。それに投資家行動の分析を加えて投資する。石崎最高投資責任者(CIO)は、感情やムードに流されるなど「投資家行動の非合理性は市場混乱時に顕著になる」とし、売買機会を数多く見つけて投資したいという。

丸紅から委託を受け同じ戦略で運用している試験ファンド(専用口座)の収益は08年2月から今年5月までで18.16%だった。1日の平均収益は0.07%でTOPIXとの相関係数は0.099と低いという。現時点でアリシオンの運用額は丸紅専用の30億円と海外の富裕層の専用口座12億円の計42億円。丸紅は当初の20億円をここから移管する。

アリシオンは06年7月までみずほ証に在籍していた夜久氏と石崎氏が07年11月にシンガポールに設立。株主は丸紅45%、夜久氏26%、石崎氏24%、星野氏5%となっている。ファンドのプライム・ブローカーはドイツ銀行などが務めている。

更新日時: 2010/06/09 14:12 JST

By admin

One thought on “Alithion Capital Management”
  1.  海外の富裕層、ハァハァ。
     やっぱり、一般の(個人)投資家には、こういう良い話はまわってこないですかね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です