今日は実技をやりました。
死ぬほど疲れて・・・やばいです。。
明日は、クロスカントリー(長距離フライト)らしいので、さっさと寝ることにします。
朝5時半起床、6時半出発、7時に初フライト。
訓練機は、PK-SDR(C-172)。
キャプテン席に自分が座って、F/O(Co Pilot)席に教官。
いきなり初フライトで、4時間も飛ばされる。
空軍空港にVIPが来るとかで、空港が11時まで閉鎖になったので、7時に飛んでから11時まで地上に降りられず、ぐるぐる周回しまくる。楽しかったのは、最初の二時間で、だんだん、”keep dot”(コーディネート・ターン)を維持するのが苦痛に。ぽかぽかして眠くなって意識飛びそうになるが、隣の教官も完全にコントロールから手を離していて、ここで自分がしくじったら死ぬと思って、舌を噛んだりしてがんばってコントロールを維持。相当の集中力を維持するのが厳しい。仕事でもここまでの超集中力を長時間求められることは少ないので、疲れた。。しかも教官と、数字以外は読解困難なインドネシア訛りの英語で会話するのも大変。ただでさえ、エンジン音が煩いので、日本語で普通に話すのも難しいのに。
ただ、スローフライトの練習も、四時間連続はさすがにやりすぎなだし、雲も出てきたので、オートパイロットを使って、1時間ほどズルする。オートパイロット、まじで楽です。これ考えた人=神。
もしオートパイロットがなかったら、上空で強い紫外線を浴びて、トイレも冷房もなく、汗だくになりながら、一分の休憩も許されず、必死に操縦するのは、かなり3Kな仕事です。
その後、更に2時間のスローフライトをやるが、着陸が強い横風でかなりびびる。
さらに、1時間の、TGL(Touch and Go Landing)訓練。
初日から、いきなりこれはきつかった。下手なのでセンターラインに寄せるのも困難、さらにランウェイに接地するときも、機首上げが足りず機体が激しくリバウンドしてしまい、機体バラバラになるかと思って死ぬ思い。。その次は、着陸時の速度が早すぎ、着陸をあきらめてそのまま離陸にリカバーする時は、出力不足でそのまま失速しそうになって、人生で最大の恐怖を味わった。
焦った時に、操縦がラフになってしまうのも直さないと。Stay cool!
一番難しいのは着陸、というのを自分の身で感じたし、超難しかった。。
教科書的にいえば、「着陸に始まって、着陸に終わる」。
離陸は結構簡単だけれど、着陸はまだまだできそうにない。
がんばれ自分。現地教官もチェックリストとかいい加減で怖いけど、死ぬな自分!
TGLうまくできるようになりたい。
ちなみにPK-SDRで検索してヒットしたページ。前に渡航した方のページらしい。グライダーとかやってた人は、TGLうまいんだ、いいなぁ。。
教官と自分。
現地オフィスで休憩時間に自習。
空軍と共用の空港なので、立ち入りを厳しく軍が警備している。
このビジターIDがないとタイーホされてしまうらしい。
ATC(航空無線)の教材。
他の日本人が大体16時間はかかり苦労すると聞いていたATCだが、聞き取りやすい発音で、ロジックも考えながら詰められるため、正直、自分的には一番楽な教科かもしれない。。。とかいって舐めていると、試験に落とされてしまいそう。※ただフライトと違って落ちても死なないので安全。