東証(TDNet)や金融庁(EDINET)が、XBRL対応開示を開始したけれど、いまいち使いこなせてません。
四半期短信データの手入力などから、おさらばしたいなら必須の技術だと思うのですが。
社内のIT Project に載せようにも、まずはユーザー側の認知が薄く仕様が固められず。
また東証などのサイトでダウンロード可能なXBRLビューアー(富士通、日立、ジャストシステム)は、使い勝手が甚だ悪く使い物になりません。。。有償ならあるけれど(日立ハイテク「有報革命」)
フリーソフトが現時点ではあまりないけど、いくつかいいものを見つけました:
TeCAX ←オススメ
XBRL to Excel
せっかく企業がXBRL対応開示しているのに、国が生データを配信してるだけで、ビューアー提供してないので、いわゆる「ラストワンマイル問題」が発生してます。結局、投資家は生データを自力で加工して読め、といった状態でしょうか。
Bloomberg、QUICK、Reutersなどのデータベンダーは自社開発のシステムでデータ入力コストが省けて、便益を享受しているかもしれないけれど、機関投資家用の高価な情報端末にアクセスのない投資家層にとっては、フリーのソフトでも広まらない限り、まだ実用にはほど遠そう。