これから一ヵ月後くらいに大手銀行の決算発表シーズンな訳だが、景気後退中なので貸付先企業の経営状況が悪化して、銀行の自己査定の結果、正常先が要注意先になったり、要注意先が破綻先・実質破綻先に格下げになったりして、貸倒引当金繰入の計上が増加したり・・・とかいってる間に、特定業種に属する企業などが逝ってしまい、「債権の取立不能又は取立遅延のおそれに関するお知らせ」とかいうプレスリリースを出しちゃったり。

さてさて、この自己査定→決算数値への反映、の流れに微妙なタイムラグがあり、これが今後の決算に響いてくるんじゃないか。。。というテクニカルな話がもっぱら自分の興味だったり。

*自己査定による債務者区分[貸倒引当率]正常先 [0.3~0.5%]要注意先 [15%](要管理債権) [15%]破綻懸念先 [70%]実質破綻先 [100%]破綻先 [100%]http://www.mizuho-fg.co.jp/investors/financial/disclosure/fbk/pdf/data9903d_fbk/fuji_d7_2.pdf
http://www.fsa.go.jp/status/npl/20080808/07.pdf

*特定業種
http://www.fsa.go.jp/ordinary/tokutei_notice.html
風評被害の惧れがあるためどことはいいませんが、空室多いです。。。

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