わかってます。巧妙な新手の為替介入ですね。
円高を是正したい日本国の財務相が会見で酔ったフリ。
サプライズを高めるため、まずは頑なに、
そして場中を見計らい突然の辞任表明。
白川総裁もグルになったG7了承済みの奇計。

もちろん外国為替資金特別会計をビタ一文使用せず、介入効果も、
「政治的不透明感」によって、一定期間の持続が期待できます。

効果が切れたら、今度は官房長官が爆弾発言しますよ。
そして仕上げには本丸の麻生総理が体を張って円売りを演出します。

名付けて、「世界のナベアツ式」為替介入。
円高になればなるほど、内閣がバカになります。

P.S.
日本国債の保証コスト上昇、円の安全通貨としての地位喪失を示唆か 【記者:Ron Harui、Kim-Mai Cutler】
 2月19日(ブルームバーグ):バークレイズ・キャピタルは、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場での日本国債の保証コスト上昇について、円が「安全通貨」としての地位を失い始める可能性があることを示唆しているとの見方を示した。
 日本国債のCDSスプレッドは今週、一時120.7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、ここ4年余りで最も高い水準に上昇した。日本の景気が欧州や米国よりも悪化するとの兆候が示されたことが背景にある。16日に発表された昨年10-12月期の国内総生産(GDP)は、1974年以来の大幅な落ち込みとなった。中川昭一前財務相兼金融担当相は17日、7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)閉幕後にもうろうとした状態で記者会見を行った責任を取って辞任した。
 バークレイズ・キャピタル証券の森田長太郎チーフストラテジストは、日本国債の保証コスト上昇について、欧米の金融危機からの逃避資金が円に流れるなかで築かれた世界最強通貨としての円の地位がマイナスの方向に向かっていることをあらためて示すものだと指摘。日本は金融危機にはそれほど直面していないかもしれないが、経済的には先進国中で最も打撃を受けつつあるとの見方から、世界的に「日本売り」の
動きが出始めていると述べた。
 ICAPによれば、日本国債の5年物CDSスプレッドは日本時間午前11時3分時点で、10bp低下の110bp。17日には120.7bpと、少なくとも04年10月以来の高水準を付けた。CMAデータビジ
ョンによれば、先週末は77.5bpだった。

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