という話が、今日行った、高校の同窓会で出た。
・恵比寿の外資系債券部3年目の債券リサーチ。
ベースは750、ボーナスはほとんどなし。
セルサイドを見限り、債券大手のバイサイド・セールスへの転職を考えている。
・監査法人J1で製造業を主に担当している某CPA、ボーナスはスズメの涙。
S1昇進は、ゆとり世代大量合格により、年次による定期昇進から、実力制へ移行とのこと。
・監査法人S2で金融機関を主に担当している某CPA、ボーナスは半減。
監査報酬の競争激化で、他の大手監査法人や、監査報酬が1/3な準大手に顧客流出が背景との説明。
・人材派遣会社で営業を務める5年目。
製造業での派遣切りのあおりを受け、ボーナス無し。
・医師3年目。外科医。3年目でぐっと給料が上昇したとのこと。
当直バイトを含めると、CPAのS2と同水準。ただ休みが少ないのが不満。
・大手不動産。首都圏営業部の営業主任(4年目)。
昨年までは開発部に在籍していたが、在庫がハケず新規開発ができないので、開発部の社員の7割が営業部へ移籍となったとのこと。ボーナスがゼロで、大台死守できず。
・千葉県庁地上5年目。特に変わりなし。
・メガバンク支店1年目。夏のボーナスは、2月分。
<感想>
地銀のローン危機という話(ボーナス加速返済コースの場合、夏のボーナスがゼロだと返済できなくなる債権者が増える可能性。)があったり、5月の百貨店月次売上が落っこちて、メーカーから在庫をはく為のプレッシャーがかかり、急遽30%offセールスを各店で実施したりしているが、たしかに夏ボーナスの削減は激しい。なるほど、こりゃ個人消費厳しいわな。足元、過剰流動性によりコモディティ価格が再び高騰基調にあり、原材料価格が上昇しマージンが圧縮される中、それでも飲食店が値下げキャンペーンを打たざるを得ない理由がわかる。
また、恵比寿の人の話を聞いて思ったが、公務員の標準俸給表のような仕組みの無い外資系の場合、景気がいいときに入社した組と景気が悪いときに入社した組の給与格差が大きいのではないかという疑惑。
ただ元々、年収に占めるボーナスの割が50%以上だったりするので、景況感がよくなった時には、相応のアップサイドが望めるのでは?という気も。
ちなみに自分の会社はボーナスは年初一回のみなので、夏のボーナスの話は関係ないです。