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10月 16, 2009

小売りウォッチャー的には、今年はクリスマスイブが木曜日、クリスマスが金曜日、そして土曜日、日曜日と繋がるラッキー年。キャンペーンを打って売上げ増に邁進だ。

FDCPのIR情報より。
2009/10/15 IRニュース 決算トーク 「身の丈」の消費広がる

【タイトル】 決算トーク 「身の丈」の消費広がる
【ポイント】
その1:
「身の丈にあった消費が主流になってきた」と分析するのは㈱F&Aアクアホールデインングスの木村祭氏社長。

その2:
同社の宝飾店「4℃」では10金の指輪が人気だ。金の含有率が高い18金に比べて半額程度だが、見た目は同じ。低価格志向を追い風に、3~8月期の10金商品の売上高は前年同期に比べ2ケタ伸びた。木村社長は「長引く不況で、背伸びをした『セレブ志向』をやめる人が増えたのかも。」

その3:
一方、高額なプラチナやシルバーは苦戦が続く。「4℃」の既存店売上高は1割減っている。

その4:
2010年2月期通期の増益予想を達成するためにも「10金の品ぞろえを強化して、クリスマス商戦に臨みたい」と意気込んでいた。

※10K = 10/24 = 42%ゴールド = 58%はゴールドでない。

<参考>
2008/2/17 の エントリーより(本Blog未掲載の原稿)
貴金属研究メモ
※金よりも白銀(プラチナ)が高い。

◆ゴールド
金の純度はカラット(K)で表す。純金のK24からK9まで の9段階は金の含有率によって分類される。
例えば、K18は24分の18(=75%),従ってと表示されることもある。
純金は柔らかすぎて傷がつきやすいこともあり、一般に銀、銅 、パラジューム、ニッケルなどを混ぜ合わせて使用されるが、この割り金の種類と量が 、ゴールドの色相を変化させる。

銅を多く混ぜると赤っぽい金色に、銀が多いと青金。
銀、銅、パラジューム、ニッケルを混ぜるとピンクゴールド。
パラジュームにニッケルが多くなるとホワイトゴールドになる。

【K18イエローゴールド(6:4の割合)】
金75%+シルバー15%+銅10%の割合
昔からよく見かける金色

【K18イエローゴールド(青割)】
金75%+シルバー17,5%+銅7,5%の割合
最近、多くなってきた黄色が強い金色

【K18ピンクゴールド(赤割)】
金75%+シルバー10%前後+銅15%前後
銅が多い為、熱を加えると銅が先に溶けたり、膨張したりするため、
金属部分が割れたり、色むらが出来る、などで職人さん泣かせの金。

ゴールドは主に南アフリカ、オーストラリアなどの鉱山から産出されるが1トンの金の鉱石から採れるゴールドは平均3~5g と僅かな量。
今まで採掘されたゴールドの総量は約12万トンといわれ、これは長さ50m のオリンピック・プールの約2杯分。 残存量はその半分以下の約5万トン。

ゴールドは純粋の状態では錆びる事はなく、また非常に柔らかく伸びやすく、1g のゴールドで 約3km まで伸ばす事ができる。

◆ホワイトゴールド
【K18ホワイトゴールド(ニッケル割)】
金75%+銀15%前後+ニッケル10%前後

【K18ホワイトゴールド(パラジューム割)】
金75%+銀15%+パラジューム10%前後
ほとんどがこのタイプ。

【K14ホワイトゴールド(ニッケル割)】
金58,3%+シルバー20%前後+ニッケル25%前後
欧米にはこのタイプが殆ど。
※ホワイトゴールドは少し黄色がかってるで 、ロジュームメッキをかけて仕上げ。
※白銀(プラチナ)とは全く別のものなので注意!!!

◆プラチナ
日本では、純度85% 以上でないとプラチナと認められない。
有史以来プラチナの産出総額は金の50分の1と希少性が高く、さらに落ち着いた光沢と重量感が、プラチナを貴金属の王と言わせる所以。
世界最大のプラチナ産出国は南アフリカ。 現在まで採掘された総量は約2,500トン。 プラチナのジュエリーに好むのは日本人の嗜好。日本は世界一のプラチナ消費国。
最も一般的なプラチナ合金はプラチナ900。プラチナ 90% に 10% のパラジュームを加えた合金。
溶解の温度はゴールドに比べると、ずっと高いが 、高温で酸化せず、 また赤熱した状態での槌打ちによって自由に変形させるなど 、容易に加工することができる。

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