今日は、立候補してる友人の支援に東京東部に行ってきました。
本日のターゲット地区に、一軒一軒ピンポンピンポンして、僕が候補者の代わりにご挨拶と心意気をお伝えする。
都営住宅の棟を三つ~四つほど制覇した。200世帯くらいかな?
攻略する度に、地図にばってんを書いていく。反応が良かったらメモに書いといたりする。

これがなかなか面白い。 飛び込みの証券リテール営業ちっく。(やったことないけど)
ピンポンする前に、電気メーターで在・不在を判別したりと、色々な技を学んだ。
そっけなく断られる家、郵便受けに思想系・宗教系政党発行誌が入っている家などでへこまされても、だんだんと慣れて強くなってくる。
一番、取り付く島が無いのが、「政治興味ないです」というネグレクト。
そりゃ、僕も興味なくて選挙とかいってなかったけどさー。(ぼそっと

そして二極化の現実も見た。
古い古い昔に立てられた都営住宅のところは、ピンポンすらついていないつくり。
しかも電気の使用量も少ないので、在・不在の判別すらつきにくい。
全戸のドアをどんどん叩いて「ごめんくださーい!」とやるしかない。
ここに住んでるのは、年金しか収入のない高齢者の方が多い。もちろんエレベーターなんてついてない。
配ってるカードにはメールアドレスやURLも書いてあったのだが、ピンポンもないのに、インターネットなんて導入されている訳が無い。

僕は、インターネットの誕生年(通説では1983年)に生まれ、9年間アキバ系IT種族としてすくすく育ってきた。
自宅に100M光からサーバーから無線LAN網まである自分としては、とてもとてもとてつもなく衝撃だった。

ネットさえあれば、人は動かせるし、お金ももうかるし、政治も変わるものかと思っていたが、
その一方で、デジタル・ディバイド(Digital Divide)という、二極化が進んでいた。
ここの人は、Googleなんて見たことも聞いたこともないし、SNSとかGoogle EarthとかYahoo路線なんて便利なものも知らない。
メールアドレスってなんですかそれ?ウインドウズってなにおいしいの?2chもWinnyもデジカメも液晶も無縁の存在なのだ。
電脳なんて20万もする箱買わない買えない。そんな格差を目前にして、ネットとハイテクの伝道師も無力だ。

未だに、ネットでは動かしようの無い人たちが日本にも沢山いるのだ。
(団塊の世代のリタイアと世代入替りで、この率も改善されるかもしれないが。)

今日の体験に刺激されて、とてもいい刺激になったし、政治もやってみたいなって思った。ただ僕はスマイル下手っぴなのと、まじ緊張するとアドリブでないので(余裕の時は相当かませるのに。)、あんま向いてないか!?

ちなみに、新顔若手無所属が下克上するには、まず商店街とお店のネットワーク(商工会議所)を押さえる必要がある、
次に、幼稚園でお母さんネットワークを制覇する(寒流4様になる)、
こういうのが大事って某選挙ウォッチャーに教わった。

おっ、いまタイムリーに、そのまんま東氏の宮崎県知事当確のニュースが入った。
どんな人かしらないけど、W大のともっだちに、まじめに大学の図書館やゼミでがんばってた話を聞いて、こころなし応援してたんだけど、うかったんだね~。
だが、地方議員経験ないし、これからが本当の勝負だ!お手並み拝見です。

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