JMSDF

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8月 11, 2008

海自の作戦情報部員の方とミーティング。
いわゆるB課程(防大卒)の幹部さんです。

盛り上がった話は・・・
・日本のインテリジェンスについて(防衛省情報本部、内閣情報調査室、省庁縦割りの弊害、意外と情報は重視されてないよね、米軍情報、ソース、機密管理)
・駐在武官っていいよね!(役割や倍率、ポスト割り当て、外務省、一等書記官、公用査証)
・航海など(海事法、航海技術、燃費節約、海外港、海技士、一級船舶操縦士、台風の時の避港、水雷)
・防大の某マニアな教授(たまたま僕も国際法の講義でお世話になった方)
・制服組と背広組
・曹や士など部下統率の難しさ、リーダーシップ
・公務員生活、仕事の満足度、留学(ハーバード、フレッチャー、英米独の軍大学)

あと半分は僕が話してました。
最近の一次情報ソースの話、グルジア情勢、情報収集衛星、いわゆる「スポッター」、Google Earth と Google Map、オープンソース・インテリジェンス、中期防衛計画、国内政局、小沢と参院過半数の鍵、金融市場、CO2削減と原子力事情、気温と飲料市場、軍需産業と株価などなど。

全体を通して個人的に強く感じたのは「海自の人は物事をグローバルに考える方が多い」ということです。陸空に比べると、海外にいる時間が多く、また他国海軍との交流も深いためでしょうか。国際関係や外交事情に明るく、また世界中色んな国に寄港されてるため、おいしいお店などの地元ネタも豊富な国際人でした。

面白かったのは、海外に寄港したときに困った話。
海外だとお酒飲む時などパスポートを見せろといわれるのですが、自衛官は当然、パスポートもビザも無いし、宿泊地も艦船なので「ホテルではなく船に泊まってる」というと、パスポート無しで無宿な不法入国のアジア人だ!と勘違いされて困るという話でした。防衛省発行のIDはあるけれど、みんなはじめて見るものだから信用してもらえず。。。

かわいげなお土産もらいました。

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