Mizunami Underground Research Laboratory 2
(前回よりの続き)
朝10時半に初台ICを出発し、
首都高4号新宿線⇒中央自動車道で、
途中SAで休憩をしつつ、14時過ぎに岐阜県恵那ICに到着。総距離310km。
・・・本当は、瑞浪市で宿をとりたかったのだが、現地付近には、ライオンプリンスホテルくらいしかなく、ショボさ爆発だったので、ひとつ手前の恵那市で一泊することに。
恵那市では一番きれいで全室インターネット対応とかいう、ホテル・ルートイン恵那の最上階コンフォートルームに宿をとる。
恵那市は人口5万5千人ほど。ユニクロや各種ショッピング・センター、金融機関、コンビニなどが立ち並び、下手すると東京都北部の区なんかより遥かに住みやすく利便性の高い街であったので、この選択は大正解。
翌朝は6時半に起床し、8時に瑞浪超深地層研究所へ向かった。
研究所到着!
まずは小一時間、研究の概要と質疑応答が行われる。原子力議論がかなり白熱して驚いた。
ダイナマイトでドッカン!ドッカン!掘削する為、騒音防止の為に坑道入口をハウジングしてある。
入坑前に、立坑掘削設備スカフォードの説明を受ける。
ダイナマイトを埋める為の穴を底部に掘る装置
状況表示板と入坑者心得
ダイナマイトを使って1.4mづつ掘削していく。目標の1,000m達成はまだまだ先か。
これに乗って300m下りる。ガンッッッン!と炸裂音がする
地上から穴を覗き込んでみた。底に見える光が最深部。落ちたら即死。
いざ深度300m研究アクセス坑道へ
坑道内の様子。壁はコンクリートで固め済み。
東南アジアに来たかのように、なんか生ぬるい。温泉のせいらしい。
気温は18~20度くらい。
10~20度ほどの温水が漏れ出してる。今から約1万2千年前に降った雨だそう。
フッ素が大量に含まれているので、飲んだらお腹壊す。
案内して下さった研究者の方(論文)
グラウチングという処理で、地下水脈を止める工事をしてある。
ただし割れ目や隙間から大量の地下水が染みてくるので、排水ポンプで常時汲出している。
万が一、停電すると水没してしまうので、自家発電装置も用意されている。
計測用機材
モニター
ダイナマイト起爆警報サイレン
研究資料や広報資料など
お土産のボールペン
貫通石を貰ってきた。
「What is 貫通石?」
以下は、現場で撮影した動画。撮影機材はソニーのHDR-TG1。
いつになったら1,000mに到達するのか!?これについてスタッフに聞いてみた。
いわく「工事のスピード」と「予算」の二つの制約があるとのこと。
前者については、地下水脈等の場所を予想し、ボーリングして1.4mづつ爆破し掘っているものの、地下水脈に当たってしまうことは避けられず、当たってしまった場合は、上述の「グラウチング」という工事をして、水脈を封じる工事をしている。この繰り返しだが、地層によっても工事にかかる時間は上下する。次に400mの研究坑が竣工するのは、また数年後になりそうだ。
後者については、本研究所は経産省エネ庁の外側にある“独立行政法人”日本原子力研究開発機構下にあるので、先の事業仕訳で、影響こそ大きくなかったものの、仕訳人に研究予算を減らされて大変だったそうだ。中期事業計画で五ヶ年の目標を大枠で定めているものの、爆薬でドッカンドッカンと、縦坑を掘削するには、大手ゼネコンに工事費を支払わねばならず、工事自体は単年度予算なので、お金が尽きたらそこまで、となってしまう。
やはり何をするにも現実問題として資金源が活動のキャップとなる、という結論。