Indonesia training Day5

· Indonesia

今日は、朝5時に起きて、6時にロビー集合、7時から13時までフライト。途中、イスラムの金曜日の特別お祈りと悪天候を待つ休憩があったので、実質的には6時間の訓練となった。今日も一度もA/Pを使わず、TGLの一部を除いて、ほとんどコントロールを持っていた。

今日までで、19時間飛べた。渡航していた訓練生が私だけで、また週の前半は好天候に恵まれたため、全40時間の半分をスムーズにこなせた。かなりのハイペース!?

写真は、毎日乗っているC-172N。

今日のフライトは、Halim空港からCirebon空港までクロスカントリーして、Cirebon空港でTGL(タッチ・アンド・ゴー)の練習。Take offは、ラダーのコントロールがまだ甘いのだけれど、なんとかできるようになった。
Landingは、8回くらいやって、2回だけFinalに乗れた。3回Go around(着陸に失敗してもう一周やり直し)。Down wind、Abeamまではこなせるようになったけれど、どうしてもBase Lag からFinalに乗る時に、センターラインを維持しながら、高度を1,000ft -> 500ftに降下させるのがうまくいかない。スロットルと速度(KIAS)の維持に夢中になっちゃう。でも、初日に感じたような着陸時の恐怖は克服できて良かった。
初日にTGLの恐怖にびびってしまい、パイロット免許保持者に相談したら、「計器を見すぎずに、もっと外の景色で目標を定めて感覚をつかんだ方がいい」とアドバイスされて、その通りにしたら、VSI(昇降計)をコントロールできるようになった。VSIって数秒反応が遅いし、景色とAtitude indicator(姿勢指示器)を見ながら、ALT(高度計)やAS(速度計)、タコメーター(エンジン回転数)をチラチラ操作した方がいいみたい。あとはラダーをうまく使うのが目下の課題。
まだうまくできないのは、エンジンをアイドルにして、Touch downした後に、機首上げをしながらラダーを使う操作。バウンドして止まれず、教官に“It’s dangar! I have”でコントロールを奪われて、そのままフルパワー、フラップ20度で着陸復行されたのが3回。手にびっしょり汗をかいた。。。
でも自分がうまく行かない理由はわかってきた気がする。尻モチで機体を壊さないかとびびって、機首上げの角度をしっかり保持できてないせいだ。で、気を取られている間に、ラダーによるセンターラインの保持が甘くなってる。

ジャカルタで豪雨があってHalim空港へ帰港ができなくなったので、天候回復をCirebon空港で2時間くらい待っていた。将来、商業航空機のパイロットとなる航空学校の訓練生と雑談をして過ごした。オマーンから来た24才117時間の人とインドネシアの18才170時間のパイロット訓練生。CPL(事業用操縦士免許)保持者。両方とも英語が喋れたので助かった。。
天気がちょっと回復したので、ハリム空港に戻ったが、道中、避けきれない雲に何度も突入しヒヤヒヤ。

コールサインは、PK-SDR(Papa Kilo - Sierra Delta Romeo)。
ITUのコールサインは、日本はJAだが、インドネシアはPK。

給油中。

ラダー、エレベーターとエレベータートリム。

クーラーをかけっぱなしで寝たためか、喉がやられて痛い!!夜になったら疲労も重なり、風邪気味で体がだるい。現地スタッフに風邪薬をお願いしたところ、くれたのがこの風邪薬。ロイヤルゼリーとか書いてあるのでなにかと思ったら、インドネシアの漢方薬らしい。ちょっと効果が不安だったので、念のため日本から持参したタナベ鼻炎カプセルとかいう西洋医薬を代わりに飲んでおくことにした。

Memo:

Take off(離陸)

“Clear for take off”
OPEN FULL POWER
ラダーでセンターラインを保持
60KIASになったら機首上げ
VSI=500以下を維持
Trim up
1,000ftまでは直線上昇

Climbing to Cruise(上昇から巡航へ)

1,000ft到達の少し前で、VSI=0にする
Reduce Power to 2,200rpm
Trim down

X-WIND(クロスウインド)、DOWN WIND

Bank 15°
80KIAS
Maintain ALT 1,000ft

もう一回曲がってDown wind へ
80KIAS維持
Maintain ALT 1,000ft
Runway確認

ABEAM(滑走路末端と平行位置)へ

安全確認
Reduce Power to 1,600rpm / Trim up
Maintain ALT 1,000ft(維持すると、ASがフラップ使用可能範囲の85KIAS以下に入ってくる)
85KIASに入ったら、FLAP DOWN 10°、同時に上昇しないようにStickをPUSHする!!
その直後、速度が落ちるので、80KIASを保つように、Power up to 2,100rpm / Trim down

地上目標物で確認して、Base leg に入るためBank20°で左ターン
と同時に、1,000ftから500ftに降下開始
Check Runway

Base leg

Reduce Power to 1,500rpm to keep 70KIAS / Trim up
Runwayのセンターラインを狙いつつ降下
KIASを維持しながら、センターを狙いながら降下するのが難しい
Runway手前になったら、ラダーで位置を微調整
パワーを絞りつつ、trim up をするの繰り返し

Runwayに入るちょい手前で、パワーをアイドルに絞り、滑空へ。

Touch down(Runwayへ接地)

接地直前でStall(失速)しそうになる瞬間に、機首上げ(Stick PULL)。
三段階くらいに分けて、ちょこっとずつPULL
主輪からTouch down
接地後は、ラダーでセンターラインを維持
タクシーの速度が落ちたらブレーキを踏む(両足同時)
フラップアップ